ご挨拶
地域の方々に心地良いひとときをお過ごしいただける “みんなが使いやすいカフェ” をつくりたい! そして、私たちれんげ舎のことを知って欲しい──!
わたしたちNPO法人れんげ舎は、そんな思いで15年間「金魚玉珈琲」を運営して参りました。
おかげさまで、団体としての当初の目的「町田市内での団体の認知向上」と「財政基盤づくり」をほぼ達成することが出来ましたので、「金魚玉珈琲」を閉店いたします。
いつもお店を利用してくださっているたくさんのお客様、閉店の勝手をどうかお許しください。れんげ舎は、カフェを卒業します。
当初目指していた「町田市内での活動の認知向上」は、われわれにとって十分に達成することが出来ました(団体としての活動範囲も、都内全域、全国へと、次第に広がりました)。「財政基盤づくり」はまだまだこれからなのですが、事業規模の小さかった黎明期において貴重な財源となったカフェ事業も、事業規模が大きくなった現在においては、割合が減少しました。
じつは1年前、「既に目的は達成したので、次に進むべきでは?」という議論がありました。しかしながら、われわれの店への愛着から、少し時間が必要でした。いつも利用してくださっているたくさんのお客様、勝手に閉店を決めてしまい、申し訳ございません。
開店から15年が経過したいまでも、店があることが奇跡のように感じることがあります。カランと音を立てて笑顔でお客様が入ってこられる時、厨房で「なにこれ! おいしいよ!」というお客様の弾む声が聞こえてきた時、デパートで「プリンのオススメはどれ?」と尋ねられる時、そんな時があることが、奇跡のように感じられるのです。とても自分たちが成し遂げたことだとは思えません。
それはわれわれが、お客様の導きで店の場づくりをしてきたためだと思います。看板商品の「瓶詰めプリン」も、「孫が来るから持って帰りたい。この容器に入れて」と言われたのがきっかけで、ガラス瓶に入れテイクアウト販売を始めました。「もっとたくさん種類があったらいいのに」と言われて、多くのバリエーションが生まれました。
店とは本来そういうものなのかもしれませんが、そうした営みが、世間知らずだったれんげ舎という団体を鍛え、少しずつ自信を持たせてくれました。
それでも、次の扉を開けなければなりません。
われわれのもっとも大切にすることに新しくまっすぐに取り組むため、店への愛着、お客様への愛着を断ち切って、閉店という道を選びました。このようなしあわせのなかで事業を終了出来ること、本当にありがたく感じています。こんな風に閉店を迎えられるなんて、15年前はまったく思いもよりませんでした。15年間続いたことも、正直なところ驚きです。
これもひとえに、お客様をはじめ、取引先のみなさま、支えてくださったすべての皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。
町田市成瀬の実店舗はなくなりますが、またいつかどこかでお目にかかり、「瓶詰めプリン」を召し上がっていただける日が来るかもしれません。そのときはまた、よろしくお願いいたします。
どうかそのときまでお元気で!
ありがとうございました!
(NPO法人れんげ舎・金魚玉珈琲スタッフ一同)
店舗は2018年5月29日まで、営業いたします。 ネット通販は、5月15日までご注文を受け付けております。












